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江戸時代の口臭対策

江戸時代には、口臭対策のための様々な方法がありました。

一つは、口をすすぐことでした。水で口をすすいだり、お茶や湯を飲むことで口の中を清潔に保つことができました。

また、唾液が口臭を抑える効果があることから、唾液を増やすための方法が用いられました。例えば、シソの実やサツマイモを噛んだり、葛を飲むことで唾液の分泌を促すことができました。

さらに、香りの良いハーブや香木を口に含んだり、匂い消し効果のある薬草を用いたりすることもありました。例えば、緑茶に含まれるカテキンや、ミント、シナモン、カルダモン、コショウ、ニンニクなどが用いられました。

江戸時代になると、歯を白くして口臭を消し去ることがウリの歯みがき粉の製造・販売が盛んになったこともあり。 庶民は、房楊枝を使わずに、歯みがき粉を指につけて歯をこすることもありました。 ただし、当時の歯みがき粉は、陶土を水でこした上澄みの粒に香料を混ぜてつくられたものが多く、粒子は粗め。

ただし、当時は歯磨きや虫歯予防に関する知識が不足していたため、口臭や歯周病に苦しむ人が多かったとされています。

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